店長の農園レポート

さくらんぼ天王山の時期

露地サクランボのつぼみが膨らんできました。芽の先が茶色から赤緑に変わってきているのがおわかりでしょうか?この後10日ほどで、この芽は劇的な変化を遂げ、花を咲かせます。生命の神秘です。

さて、前々からこのサイトをご覧いただいている皆様にはご存知のことと思いますが、この時期から人工授粉が終了するまでが、サクランボ作りでは最も大切な時期です。例年通りの気温で推移しないと、不作になることがあります。

まず気をつけなければいけないのは、「霜」。氷点下で、芽が凍るからです。霜に対しては、花芽をコートして霜から守る資材が開発され、だいぶ成果があるようです。

次に気を付けなければいけないのは、「人工受粉時の高温」。4月の前半に30度にもなる日が、まれにあります。満開時に高温にさらされますと、花がしおれて受粉不可能となります。

週間予報を見ますと、今のところ気になる兆しは無さそうですが、気を抜けません。

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